分厚い豚肩ロースのブロック肉で自家製ベーコンを作ったのですが、中まで火が通らず「生焼け」状態になってしまいました。失敗理由や失敗した後どのようにして調理したかを今回は書こうと思います。
燻製の失敗した話はなかなか見つからないので、よければ失敗内容とリカバリーした方法を見ていってください。
今回の自家製ベーコンの仕込み
いつもは豚バラ肉で作るんだけど、見栄えが欲しくて豚肩ロースで仕込みました。
分厚いお肉なので塩分は肉の重量の5%。いつは4%ですがお肉の厚みを考慮して、多めに塩をすり込みました。
そのまま吸水シートに包んで、シートを取り換えながら4日間冷蔵庫に寝かせました。
毎日お肉のチェックと吸水シートの交換。ここまではいつも通りです。
自家製べーコンが半生になって失敗した原因
今回の燻製の失敗原因は2つ。
「肉の分厚さ」と「燻製中の火加減が強かった」ことです。
当初は40分弱火で燻す予定でしたが、中火で燻してしまいました。
分厚い肩ローストの塊を中火で燻したことにより、スモークチップが早く燃えてしまい中に火が通る前に色づいてしまいました。
リカバリー方法として、今回は生焼けになったベーコンを120℃のオーブンで20分(ローストビーフ的な設定)で火を入れましたが、それでもちょっと生焼けでした。
同じようなサイズのお肉をローストするのであれば、40分以上じっくりやった方がいいかと思います。
写真で状況をシェアします。
いつも通り、20分弱火で燻製にしてるつもりでしたが中火でした。
この火加減ミスに気づかず、20分後。
見ただけでわかる、生焼けやん。20分で分厚い豚肩ロースに火が入るわけないやん。もうプニプニやん。燻香がしっかり付いてるので、燻製し直すのは難しい状況。
生焼けになった自家製ベーコンの火入れとリカバリー方法
こう言う時は、オーブンかな。
ローストビーフ作るのを失敗したことを思い出し、アルミ入るで包んで蒸れないように網の上に置いて120℃で20分オーブンで調理しました。
これも失敗。なんで牛肉の話をそのまま豚肉に転用したのか。豚肉は30分はやらなきゃだめだよ。
ローストするって思いついた時点で調子乗ってて、検証するのを忘れてオーブンに突っ込んだのが間違いでした。
焼いて味見したら、塩味も香りもちょうどよかったけど、やっぱりベーコンとして保存して使っていくのは難しい感じでした。
燻製も失敗、ローストも失敗。踏んだり蹴ったりです。
失敗した生焼けベーコンで炒飯を作る
生焼けベーコンでも食べれないわけではないんです。燻製は燻しすぎなきゃ食べれます。
ポジティブに考えて、今回は角切りにして炒飯にしました。
肩ロースの脂が多かったのでこの脂だけで炒飯を作りました。ラードみたいな感じになるのか、いつもより美味しかった気がします。
塩漬けした肉の独特な旨味っていいですよね。3歳の娘もバクバク食べてくれました。
次はちゃんとした豚肩ロースのベーコン作るけど、これはこれで美味しかったのでよかったです。
生焼けベーコンは薄切りにして、熱々にしたスキレットとかフライパンでしゃぶしゃぶするかの如く炙って食べてもよかったです。
失敗しても燻製作りはやめれませんね。
「作らないけど美味しい燻製を食べてみたい」って方には株式会社POSSE さんの燻製がおすすめです!
実際取り寄せて食べて美味しかったのでよかったら、ポッセさんのオンラインストア を覗いてみてね。楽天 でも商品購入することができますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
他にも燻製の記事を書いてます。チェックしてみね。
▶【余ったスモークチップ】自家製燻製マヨネーズの作り方【再利用】
▶【燻製おすすめ食材】ゆで蛸の燻製【SOTOのスモークチップ】