業務スーパーで売ってる冷凍の赤身牛すじをただ普通の鍋でコトコト煮るだけで作れる、ハヤシライスをつくるよ。
水は入れずに、野菜やワインのみで作るので濃厚だけど後味スッキリ系のハヤシライスになります。
適当につくっても美味しくなるから、いつも適当に作ってます。
よかったら試してみてください。
圧力鍋を使わずにどう柔らかくするか
今回も赤身牛すじを玉ねぎで炊いていきます。
ただ前回の牛すじカレーと違うのは「ブンブンチョッパーを使わない」ってところです。
ただざく切りにした玉ねぎとりんごの酵素の力で牛すじを柔らかくしていこうと思います。
玉ねぎとリンゴで牛すじを柔らかくした無水ハヤシライス
ハヤシライスの材料は玉ねぎ・ニンニク・椎茸・しめじ・粗ごしトマト・りんご・赤ワイン・スパイス・塩胡椒・醤油(いしるなどの魚醤)です。
スパイスはケチャップに習ってクローブとローリエを使用。
好みでシナモンスティックとか入れてもいいかな。
あったほうが香りが複雑化して美味しくなるけど、なければないでケチャップとかで補ってください。
コツはね、赤ワインやトマトなど汁気のあるものを入れたらきちんと一回煮詰めること。
赤ワインを入れたらアルコールが飛んで味が丸くなってから、次のものをいれるの。
めんどくさそうだけど、いきなりトマトとかワインを全部入れると煮詰まるまで時間かかりまくるからここは丁寧にやりました。
具材を出すたびに1回煮込んでいけば濃厚な無水ハヤシライスになります。
味付けは好みでケチャップやソースや味噌でしてもいいですが、今回はいしる(魚醤)で。
ナンプラーに似た癖のある醤油ですが、牛肉を煮込むと木にはそのクセが美味しいです。
クローブとローリエでケチャップに似た香りをつけてるので、調味料でささとっとまとめれば美味しいハヤシライスになります。
コクや濃厚さが欲しい方はバターを落としても美味しいと思います。
牛すじと煮たりんごの行方
りんごは食べる頃には各々好きなスタイルで落ち着いてます。
溶けてしまったり、食べてると時々「りんごだよ」って話しかけてきたり。
今回のルーを使わない無水ハヤシライスを作るときはトマトペーストを入れてから煮込んで味見をすると絶対甘さが足りません。
砂糖やりんごやリンゴジュースとかそういった甘さ要員をきっちり入れてあげると、味が決まらないって悩むことが少なくなりますよ。
甘みを嫌うひとがなぜが多いけど、「味の芯がない」「ぼやっとしてる」「味がない」っていうときは甘さが足りないことが多いのです。
だから、砂糖が極端に少ないレシピとかは失敗しやすいです。
今回はりんご丸々1個いれました。
冬になるといろんな方からりんごもらって食べきれない時はジャムにしますが、こういう食べ方もいいかなと思います。
牛すじは普通の鍋でも柔らかくなるのか
今回はお肉を柔らかくする酵素を多く含んでいる「玉ねぎ、りんご、きのこ」を入れて煮込んだので60分くらいで柔らかくなりました。
普通のお鍋で煮込んでるだけでも60分で牛すじは柔らかくなります。
牛すじも柔らかくなるし、濃厚なハヤシライスは出来上がるし楽ちんです。
ルーを使わないので以外にカロリーも低いです。
よかったら試してみてください!