今回は新生姜を使って自家製ガリ(新生姜の甘酢漬け)を作ります。
そんなわたしがお寿司屋さんで食べたプロのガリの味に感銘をうけて、その後は試行錯誤しながら自分でガリを作るようになりました。
市販のガリは正直好きになれないけど、おいしいお酢と旬の新生姜で作るお手製のガリは美味しいので毎シーズン瓶に作り置きしてます。
新生姜の辛味抜きのための下処理(塩揉み・下茹で)
新生姜って初夏のイメージですけど、ハウス栽培の新生姜は10月くらいに買えるんで年2回作ります。
今回は八百屋さんで1袋100円で買えたので、たっぷり作りました。
スライスした新生姜を塩揉みふ
ガリの作り方なんですが、夫とお寿司屋さんに行った時に「芽生姜が採れる時期に1年分塩漬けにして保存してる」と聞いたんですよね。
それをヒントにうちでは、洗って汚れを落としたら、傷んでるところは取りつつ、薄切りにして塩揉みをしています。
そうするとね、ガリの味染みにくい問題が解決するんですよ。
そりゃ新生姜なんて水々しい物の中に味つけるなら、水分出さんと染み込みませんよね。
新生姜を茹でて辛味抜き
塩でよく揉んで、水分を出したらたっぷりのお湯で7分〜20分茹でます。
スライサーで薄くスライスしたものは10分くらいでちょうど良くなりますが、包丁で薄切りにした場合は厚みにばらつきが出るので茹で時間が長めになることが多いです。
1枚試しに食べて好みの辛さかをチェックして、自分がOKだと思ったらザルに上げてください。
他の新生姜のレシピでもレシピ通りだと辛くて食べれないと困っている方は下茹でするといいですよ。
新生姜を漬ける時のコツと甘酢作り
甘酢につける前に水分を絞るかどうかで仕上がりが違う
好みの辛さまで茹でたら、ザルに上げ少し塩をふり、きちんと水分を飛ばすイメージで冷まします。
熱々のところに甘酢いれても蒸気の水分で味薄くなるので入念に乾かします。
ある程度乾かしたら手で新生姜を絞って水を切ると時短になります。
その場合は仕上がりがシャッキとしません。ですが、味染みが早くなるの早めに食べたい方は水を搾ってください。
うちでは時間がかかりますが扇風機あてて、熱と水分を飛ばしてから漬けてます。甘酢につけてから出来上がるまで時間はかかりますが、食感が好きで水分を搾り切らずにつけてます。
新生姜をつける前に塩を振るのがコツ
ゆがいて絡み抜きして冷ます時に新生姜全体に塩をふると味がしっかりきまります。
また、漬ける前に水分を絞るときに水が出やすくなります。
新生姜の甘酢漬け(ガリ)の甘酢の作り方
美味しい甘酢のマストアイテムは「お気に入りのお酢」!!
うちは「千鳥酢」を使用してます。
普通の米酢や簡単酢でも美味しくできますが、ちょっと頑張って千鳥酢とか富士酢使うとお店みたいになります。
上の写真の量を漬けるには、お酢200mlくらい使います。たっぷりのお砂糖(うちではザラメ)と小さじ1/2の塩。
お酢を温めた砂糖と塩を溶かしたら甘酢完成!
砂糖の量は、好みになると思います。
酸っぱい派なら砂糖控えめ、甘い派なら砂糖多めです。甘い派なので、大さじ10とか結構引くほどいれてます。
自家製ガリを刻んでご飯に混ぜるとすし飯みたいになるようにと思って作るとうまく行きます。
味見して「いい感じ」って思ってから砂糖は追加してます。
うちは茹でた新生姜のスライスを乾かすだけで、手で水を絞らず漬けるので、漬けているうちに水分をが出るのか薄まるんですよね。
水分をしぼってから漬けるやり方でやるならお砂糖は追加しなくてもいいですよ。
少し手間かかるけど、作っておくとちょっとした時にあると嬉しいやつになりますよ。
手巻き寿司やお稲荷さん、テイクアウトのお寿司の時に具にしたり添えたりして少しずつ減っていきます。
最後の一皿の時は切ないです。
新生姜をスライサーで薄切りにするかどうか、漬ける前に新生姜の水分を絞るかどうかで仕上がりが変わるので、お好みの感じに作ってみてください!